|
|
〜与那国島(よなぐにじま)〜
H14 5月
小松空港より、那覇空港経由し、与那国島へ渡った。
那覇まではJTA(日本トランスオーシャン)の150人乗りジェットなのだが、
那覇から与那国まではRAC(琉球エアーコミューター)の39人乗りプロペラ機であった。
以前、与那国に渡ろうと石垣島からJTAのジェットでエントリーしたのだが、台風の影響で乱気流が起こり、着陸態勢に入ったものの、機体が大きく揺れ、機内はパニック状態!
飛行機は着陸出来ず、石垣空港に引き返した。
空から見た与那国島は、切り立った岸壁に周りを囲まれ、岬周辺の芝生の緑と、紺碧の海の色が目に焼き付き、スチュワーデスさんの「だ!大丈夫です!落ち着いてください!」と上ずったアナウンスが妙に耳に焼き付いる。
与那国島は、日本最西端の島であり、良く晴れた日には台湾が望めるようである。
と言っても、台風が去った翌日など、年に数回らしいが・・・・・
また、沖縄と言ったら「泡盛」が有名なのだが、ここ与那国島では、国泉泡盛の「どなん」
などに代表される、アルコール度数60度という泡盛がある。
この泡盛、別名「花酒」とも呼ばれ、その昔、王侯貴族や、その賓客たちだけしか飲むことの出来なかった最高級品であったらしい。
日本酒でいえば「一番搾り」にあたり、芳醇で薫り豊かな泡盛である。
蒸留のはなさき(一番最初)に出てくる酒だから花酒と呼ばれ、またはアルコール分が高い為、グラスに注ぐと細かい泡が花の様に一杯に立つからだとも言われているそうな・・・
昔から与那国島は、黒潮の流れが速く、島に直接ぶつかり波も高く、島に渡るのが難しかったから「渡難・どなん」と呼ばれている。
そんな絶海の孤島にあるだけに、おおらかな気質や独特な文化が育まれてきたみたいだ。
また、謎の海底遺跡も発見され、ハンマーヘッドシャークが見れたり、カジキマグロなどの大物を狙う釣り人や、ダイバー達にも人気がある。
島の東西には、「東崎」と「西崎」とがあり、それぞれ「あがりざき」「いりざき」と呼ぶ。
太陽が東から上がるから東を「あがり」、西を「いり」と言う。
「西崎」からは、日本で一番最後に沈む夕陽が望め、岬の先端には「日本最西端の地」と称した石碑と、島に生息する「世界最大の蛾」である「ヨナグニサン」の形をした大きなオブジェがある。
「東崎」は、一面、芝で覆われ、たくさんの「与那国馬」が草を食んでいるなだらかで開放的な草原である。
喜納昌吉(きなしょうきち)の歌に、「東崎」と言うのがあり、この歌の石碑が立っている。
ちなみに僕は、ライブなどで、三線だけで唄われるこの歌が大好きなのである。
島の西南部には「与那国馬ふれあい広場」があり、在来馬である与那国馬に乗ることが出来る。
初心者コースで御願いしたのだが、跨り方から早足まで約一時間、たっぷり乗せていただいた。コレで大人1500円、子供は無料(出世払いと言ってたが・・)なんて安すぎなんじゃ・・・
レンタカーで島を廻ると、あちこちに牛や馬が放たれている。道路の所々に糞が落ちていたりし、運転していると、さながら地雷を避けて走っているみたいだ。
途中、「テキサスゲート」と呼ばれる牛馬が逃げない為の細工が道路に施されている。
一緒に行った中学生の甥が魚釣りをしたいと、宿泊先の入福旅館の前にある雑貨屋さんに餌を買いに行ったところ、お店のオバサンが「サンマ」を三匹出して来た。
まさかマグロでも釣るとでも思ったのであろうか・・・
丁度、宿に行く途中、久部良漁港(くぶらぎょこう)の前を通りかかった時、3m位のカジキマグロが水揚げされていた。
あの松方弘樹も時折カジキマグロ釣りに訪れるようである。
与那国島は、NHK大河ドラマ「琉球の風」や、最近ではTVドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地にもなっている。
沖縄本島から500キロ、台湾までは110キロと言う「日本最西端の島」は、他の沖縄諸島とは一風違った魅力のある島であった。また是非、訪れてみたい・・・・
お世話になった宿・・・入福旅館 |
|